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家づくりを始める前に知っておきたいこと

私たちは良質な自然素材にこだわった家づくりをしています。
自然由来の素材を使った住まいは空気の質が良く、
住まい手が安心安全な室内環境で健康に永く暮らせるためです。
産地の明らかな素材で、設計者・大工・職人の顔が見える、
そんな家づくりを目指しています。


次の写真は自然素材と新建材で簡易的につくった箱の中に
食パンとお茶を入れて密封し、2週間経った様子を撮影したものです。
(※2019年7月チルチンびと研修にて撮影)
左:自然素材(床:杉の無垢材 壁:漆喰)
右:新建材 (床:合板フローリング 壁:ビニールクロス)

新建材で囲まれた箱の食パンはカビだらけなのに対し、
自然素材で囲まれた箱の食パンはカビが生えていません。
どちらの家に住みたいかと問われたら一目瞭然ですが、
家づくりにおいて大切な素材のことはあまり知られていません。

無垢の木は丸太から切り出した木材で、木の本来の性質が生きています。
湿気を吸収・放出することで室内の湿度を調整して
結露やカビ・ダニの発生を防ぎ、空気をきれいに快適に保ってくれます。
一方合板は小さく切り分けた木材を接着剤で貼り付けた人工の木材。
無垢の木と比較して安価であるなどメリットはありますが、調湿効果は期待できません。

住宅業界は高度成長期を境に大量生産・ローコスト・工期の短縮が求められ、
安価で品質にばらつきがなく誰でも簡単に加工できる新建材がいまも多くの住宅に使用されています。
家づくりはどうしてもデザイン、間取り、価格などで比較されがちですが、
素材(材料)が何か?どのような性質をもつのか?も含めて判断したいものです。
性質を知った上でご予算やご希望・お好みに応じて選ばれることが、
納得のいく家づくりに繋がると考えています。
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